|
|
|
HAPPY END? or happy end?
|
作詞 呪裏亞 |
|
愛する事を知らない私は 人に愛される事もなく
時間だけが過ぎていく毎日が苦痛だった。
「このまま死んでしまおう」なんて…幾度考えた事だろう?
周りの冷たい目がとても痛いよ…
誰も気づいてくれない…
一番辛く悲しい時に助けてもらえなかった。
だから今の私が居る。
表情と感情の無い無色透明の私…
誰も近づく事はない…
もしも寝て起きたら全てが終わっていたら
どんなに嬉しい事でしょう?
そう、何もかもが空白で止まってんの…
だからもう悩みも止まって
頭の中にお日様が「おはよう!」って顔を出すの…
寂しいよ…
一人肩を震わせ苦しんだ日々が
頭の中をかけめぐる…
「もう迷う事なんてないんだよ?」「道は一つ」
「『死』を手に入れなさい?」
幸せが欲しくて 幸せを祈った
毎日が辛くて 幸せを祈った
それが死を呼んでいた
幸せになるため
幸せを祈る私は…死を祈る私だった…
まだ闇から抜け出せないよ?光が見えない
祈り続けていた…
「幸せをください」ってね…「死をください」ってね…
「幸せの死をください」ってね…
(平成十六年五月十八日十一時五十九分。
十四歳の少女が首吊自殺。)
死んでから気がついた
涙を流してくれた「貴方」という存在に
もう手遅れだけど…
「さよなら…今度は一緒に歩いてくれますか?」
|
|
|