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トモダチのこと
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作詞 サカナ |
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五年間 いつも傍にいてくれて ありがとう
今でも君の声を覚えてる。
最初は友達の友達ってことで 普通に仲良かった。
小学3年生のことでした
5年生になって 同じクラスになって
ずっと2人でいたんだね。
近所の子とも 一緒にあそんだね
あたし その頃年下の子 嫌いだったんだけど。
苦手だった追いかけっこ ブランコ 砂遊び 鉄棒
水が流れてる公園で 転んで水浸しになったけど
楽しかった。
中学生になっても 同じクラスだった
背が小さいことを少し気にしてた
仲は良かったけど よく喧嘩もしてた
冬休みに入る前にも 少し言い争いをした
原因もどっちが悪いのかも 忘れたけど
とにかく 少し喧嘩をした
いつもの事だったから 気にしなかった。
年賀状も書いた
新学期 彼女はいなかった
そして 知ることになった
彼女が、 死んだのだと。
あたしは彼女が 長い間患っていた
病気を 重くとらえたことはなかった
勉強も学校生活も ちゃんと送れてて
いつも 一緒にいて 慣れてた
そして 黙祷をしたとき その年初めて 泣いた
いつも自分勝手でごめん
いつも困らせててごめん
あたしの身勝手な言葉で どれだけ 傷つけたかな
実感 未だわかないよ
転校した、って思ったら だめかな
だって どこかでばったり会いそうなんだ
いつも見てたあの笑った顔を
ずっと覚えてるから。
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