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卯月の別れ
作詞 omoigusa
1.
さようならから三日目の夜
僕は全てを煙に託す
殺し切れない未練の群れも
灰燼と化し消えていく

思い返せば何事も無い
僕の言葉の全てが刃物で
「愛している」の戯言でさえ
深く貴方を傷付けていた

両の瞼を閉ざした後
固く握ったナイフを翳す
貴方の姿を思い出し
全ての光を今こそ断とう

愛していると囁きながら
心に宿した冷たい砦
そんな男の信頼なんて
取るに足らないマボロシだね
2.
霞掛かった春の夜更け
僕は全てを煙に解かす
歌う声も心も要らない
今じゃ届ける相手が居ない

命を賭けて愛していると
思い込んでた過ちを知る
歪んだ僕の価値観で
貴方に愛を押し付けただけ

貴方の言った「終わりにしよう」
今も頭に木霊する
鼓膜を破ってしまおうか
哀しい台詞は聞きたくない

感覚さえも凍て付く程に
冷めた心で下した別れ
解凍された心は今夜
別れを悔やんで噎び泣く

もう何もかも忘れてしまえ
音も光も全部要らない
全て煙と吐き出した後
浮かんでくるのは貴方の笑顔

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 卯月の別れ
公開日 2004/04/21
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コメント 彼女にふられた唄です
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