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あの日は
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作詞 司 |
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入学式の後 体育館であなたを知って、うしろ姿を目で追っていた
私が一年生の終わりを向かえ
あなたが卒業する頃
満開の桜の下で私はあなたに愛を語った
髪で涙を隠して泣いた
またいつかと言葉をくれてた
そして今私は会える日を待つ
あなたの映った写真を飾り
朝おはようと語りかけて始まり
夜はおやすみと語って過ぎる毎日
会いたくて逢えない日々に歳をとる事を恐れ
お気に入りの蝶の柄したカップにココアを注ぎため息をつく私
大人になり、初めて声を出して泣いたあの日は
忘れたくても忘れられない思い出にかわってしまった
ふと 思い出すのはあなたを目で追っていた幸せな頃
窓から見るあなたをもう思い出せなくて
ノートに書いたあなたの名前を見る
サヨウナラではなく
マタイツカと別れたあの日に今涙する私がいた
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