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嘘
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作詞 麻生 |
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時は虚ろに流れ
空さえ赤く染まっていく
意思を持たずに ただ
今日も刃を振った
「意味はあるの?」
答える事は出来ず
消えていく真実 傷つける理由
そして 今日も
愛なんて簡単な言葉で押さえつけて
感情も何も失って
つきすぎた嘘を
出来すぎた言い訳を
全て許してくれますか?
握り締めた刀は折れないけれど
赤く染まった躰は清められないけれど
嗚呼 嗚呼
夢は叶うことも無く
儚くちって紙切れみたいに
風に舞って 空へと
飛んで消えていった
「愛しているの?」
そんな事判らず
光のような言葉 届かない叫び
そして 僕も
愛なんて簡単な言葉で決め付けて
時間も言葉さえも
蹴飛ばした僕を
消したこの両腕を
誰が許してくれますか?
刀は全てを斬り裂くけれど
躰についた赤はまだ増えていくけれど
嗚呼 嗚呼
「行かないでよ」
搾り出した声は
届かないことも 聞こえない事も
そして そして
愛なんて壮大な言葉で広げたって
嘘も言い訳も全て
許される訳ない
信じられる訳ない
誰も許してはくれないんだ
血で錆ついた刀はまだ斬れるけど
汚れすぎた躰はまだ赤を欲しがるけれど
嗚呼 嗚呼
愛を欲しがったのは僕だけど
虚ろから逃げ出したのは僕だけど
感情をなくしたのは僕だけど
嗚呼 嗚呼 嗚呼・・・・・
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