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夢幻の記憶
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| 作詞 moto |
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何も無い景色を見つめていた僕は
今もこの場所から歩き出すことすらできなくて
枯れ果てた木々を見て
ただ泣いている君を思い出す
空に還ることを望んだ君は
大切な人の名を叫び続ける僕を置き去りにして
目の前を覆い尽くす
真っ白な雪に溶けてしまうように
儚く僕の前から消えてゆく
二度と戻らない日々に閉じこめられた僕は
壊れた記憶の中であの頃の君の姿だけを見つめ続けて
この澄み切った青い空さえも今は悲しいだけで
もうあの頃のように微笑んで見上げることもできない
君がいない世界で崩れたまま生きてゆくのなら
ずっと変わらない姿の君だけを抱きしめて
二度と覚めない夢の中で永遠に君と･･･
幻の中で見た愛しい笑顔さえ嬉しくて
在りし日々を取り戻すために僕も空へと還ろう
今も変わらない君の元へ･･･
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