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empty city 〜空っぽの街〜
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| 作詞 サトシ |
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強く握られた 君宛の 手紙
今日もこの場所に一人 時を刻んだ
街の 冷たい 風に吹かれて
ただ大切なもの探してる
この場所まで続いている 足跡は今でさえも消えることなく
この場所から続いていく 足跡は増えることもなく
忘れ物の存在に気付いたとしても
あの時には戻れない
同じ時 繰り返す 街の中で
僕はいま 君を探しているんだよ
そこにはないと わかっている けれど
会えること 信じ彷徨う空っぽの街
ここは君との 旅の 終着点
今日もこの場所で一人 列車待っている
むなしく建っている ビルの隙間に
君の笑顔が よみがえった
胸に巻かれた 壊れた 時計
長針と短針とが そこに突き刺さる
時の 流れも 見失ったまま
一人暗闇に立っていた
忘れ物が何なのかあともう少しで
気付けそうなのに
この街で 必死に 君を呼んでも
聞こえるのは 僕の声たったそれだけで
前に 進みたくて もがいていても
繰り返し 君を叫ぶ空っぽの街
一体どれくらい君を待っていたんだろう…
時計さえも失い 周りの景色が滲む…
君は僕のもとには
戻っては来ないのかな…
街を彷徨うけど
君はここにいなくて…
君はもう 次の 旅に出るんだろう
僕に足りないものは
「歩いてく力」
街の 冷たい 風に押されて
僕は今 君に誓う
今まで ずっと 残した足跡を
背に受けて
前へと歩き出したんだ
これから続く 終わりなき 旅路の
はじまりの場所を しっかり踏みしめる
強く握っていた 君宛の 手紙は
今でも 僕の心の中にある
そして 強く 君を愛せたときは
空っぽの街に花が咲くんだろう
ここから始まる 果てしない旅
君の幸せ 祈り続ける…
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