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ぼくはしっていた
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作詞 midori |
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さあ かおをあげよう
さあ うしろふりむかず
していいのは反省だけ
後悔はしちゃいけない
ぼくはみていたよ
きみが目から輝くものをながしていたのを
きみはひとりいすに座り
机に手をおき顔をおしつけていた
教室の端とはし
僕はドア きみは窓側の席
君は僕にきずいてない
君のもとへいこうとした
手や足や声が逃げるように返ってきた
ぼくはしっていたよ君がなぜ泣いているのか
ぼくはしっていたよ君をずっとみていたから
目が勝手にきみのすがたをおってしまっていた
いつもきみのうしろすがたをみていた
僕は君に歩み寄り机にハンカチを
おくくらいしかできなかった
きみっふっと顔を上げた
ぼくはえがおでいった
「遊び行かない?」
それがぼくにできるすべてだった
いつも以上にはしゃぎまわった
きみを笑わせようとひっしだった
やっと君が笑ったと思ったら
涙を浮かべた微笑だった
きみはいった
「ありがとう」
ぼくはきみをだきしめた
「好きだった」
いってしまった
「ありがと。」
きみはイタズラな笑顔で僕の頬にキスをした
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