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| 作詞 PECO |
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君が煎れるコーヒーも
これが最後だど思うと
もう冷め切っているはずなのに
何度もかき混ぜてみる
日常の隅っこで膨れ上がっていた
不満に気付きながらも
見て見ぬ振りでほったらかしたんだ
君は共犯者だと口にしてしまえば
少しは気が済むのだろうけど
君が去っていく事実は変わらない
巡り会った全てを胸に抱き締めて
あと何十秒 あと何年間は
作り笑いでやり過すのかなぁ
手にしあった全ては色褪せて行くけど
その度に綺麗な言葉で
「忘れはしないよ」って気休めで塞ぐ
楽しかったコトばかり
都合良く振り返って
再び心を焦がす恋まで
どうにかやっていかなきゃ
後悔を認めたって
なにひとつ解決する気持ちなんて
持ち合せてないよ
さまざまな絵の具が混ざり合いながら
今日は赤 時には青
そんな風に人生を描いていく
時々新しい色を見つけたりして
未だ見ぬ可能性に
少しだけ希望を持ってしまうんだ
雨が降るから 晴れが存在して
そうやって世界は意味を持っている
幸せの居場所がちょっと分かった気がする
巡り会った全てを胸に抱き締めて
あと何十回 あと何千回
ふとした拍子に君を思い出すだろう
手にしあった全てをポケットに仕舞って
寂しいとき 嬉しいとき
こっそり掌に乗せて思いだしてみる
それはきっと
ほんの一瞬のことなんだけど
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