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夏の宝石
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作詞 光陰 |
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砂の上に書いた
あなたの名前が
波に流されるのが恐くて
サンダルで蹴散らした
街路樹に彫った
ふたりの愛の傘が
嵐で吹き飛ばされるのが嫌で
カッターで削った
愛を語るのなら
傷つくことも忘れてはいけないの
傷つきたくないあたしは
あなたを散々傷つけた
あなたに傷つけられる前に
あたしはあなたを傷つけた
日記に綴った
あなたへの想いが
日に日に薄れていくのを感じて
マジックでなぞった
お揃いで買った
色違いのマグカップが
割れれば愛も壊れそうで
使わずに大切に置いておいた
愛を語るのなら
傷つくことを恐れてはいけないの
傷つきたくないあたしは
あなたを散々傷つけた
あなたに傷つけられる前に
あたしはあなたを傷つけた
弱いあたしは
傷つけられることに怯えて
あなたに傷つけられる前に
あなたを傷つけた
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