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夕日色の自転車
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作詞 笛天 |
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夕日に染まる君の自転車が
眩しいくらいに輝いていた
僕はそんな夕暮れを 残しておきたかった
いろんなものに見とれていたけど
無くなったものは もう取り戻せない
「じゃあね」って言って行ってしまった
君は今どこにいるのかな
「じゃあね」って言って笑ってた
君は今どこにいるのかな
君までも僕は失くしてしまった 心が侵食されていく
終わりも無い 僕らのゲームなら
風化を防ぐことができるかもしれない
鉛筆のように 細くなって やがては無くなっていく
まわして まわされていたけど
流れに逆らうことはできない
「またね」って言って行ってしまった
君は帰ってこなかった
「またね」って言って振り向いた
君は帰ってこなかった
失くなっていく「者」に 僕は手をかけられない
形を崩していく 黒いキャンパスを白く塗って
明日の扉をノックしよう
夕日に染まる君の自転車が
眩しいくらいに輝いていた
僕はそんな夕暮れを 残しておきたかった..。
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