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爪
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作詞 カヤ |
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ほんとは地面に立っているだけ
ただただ突っ立っているだけ
なのにあたしは
逆立ちして地球を支えている
そんなふりをしている
スポンジのような弱点を隠して
そんなふりをしている
ほんとは全部飲み込んだだけ
不安も弱音も
怒りも本音も
一つひとつ馬鹿でかい音をたてて
どすんとうなって胃袋を埋め尽くす
おかげさまでお腹が痛い
吐き出そうにも出口がない
孤独ってかっこいいな
強そうでかっこいいな
一人で生きていけたらな
最初から
一人の寂しさなんて知らなければ良かったのにな
虚勢を張ったただの能無し
暗い瞳にカラーコンタクト
笑顔が張り付いたまんま
涙はどこへ行った
ほんとの涙はどこへ行った
こんな偽物の涙じゃなくて
ほんとの涙はどこへ行った
あぁ 心から泣けたらなぁ
あぁ 素直に笑えたらなぁ
きっと楽しいのかな
恋のひとつもできるのかな
そしたら楽しくなるのかな
そんな日なんて来るのかな
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