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丹頂
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作詞 洋 海太 |
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釧路湿原に 今年も雪が舞えば
白い丹頂が 羽ばたき踊る
長く冷たい真冬に向かって
北の大地で 生き抜く命は
なぜにこれほど 美しいの だろう
ダイヤモンド ダストに浮かぶ
哀しい羽影が 新雪に揺れる
丹頂鶴よ 雪原に遊び
永久の伴侶を 求めて叫べ
丹頂鶴よ 雪原に遊び
永久の伴侶を 求めて叫べ
青い流氷に コタンの風が吹けば
二羽の丹頂が 愛のワルツを
春が恋しと 謳(ウタ)い上げる
北の大地で 生き抜く命は
なぜにこれほど 美しいのだろう
真冬の澄んだ 紺碧の空に
つばさ広げ舞い上がるとき
丹頂鶴よ 風を 纏(マト)って
たがいの愛で 大空を渡れ
丹頂鶴よ 風を 纏(マト)って
たがいの愛で 大空を渡れ
河の湧き水に 冬の餌場を頼んで
強い丹頂が ひたすら生きる
やがて生まれる 我が子のために
北の大地で 生き抜く命は
なぜにこれほど 美しいのだろう
川面を照らす 朝日の中で
小さな命が 生まれいづる時
丹頂鶴よ 光 放って
白いつばさで 大空へのぼれ
丹頂鶴よ 光 放って
白いつばさで 大空へのぼれ
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