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サクライロ
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作詞 一晴 |
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『桃色の湖』を見た、と
言う君のこと 鼻で笑った
ピンクの水じゃ綺麗じゃない、と
言う僕のこと 悲しく見つめた
君のことは信じてる
だけど 『嘘だ』と思ってしまった
君は怒りはしなかった
だけど とても悲しそうだった
だってそうだろ?桃色なんて
そんなものがあるわけない
だってそうだろ?桃色なんて
きっと夢でも見てたんだ
私は本当に見たのに、と
言う君が行く 電車に乗って
また明日に電話してよ、と
大人的に 流して帰した
僕はこんなに忙しい
だけど 君はからかうのかな
僕は怒りはしないけど
それでも 君は困らすのかな
あれは春のことだったかな
あの日に君は姿を消した
僕を置いて冷たくなった
心にぽかん、とひとつの穴
悲しくて泣く僕の目の前
目に入ったのは「桜色」
そうさ 君はこのことを
僕に教えたかったんだ
桜散る散る 湖の上
君が見たのもこの色だろう?
なあ見えるかい?サクラ色
水面がほら サクラでいっぱい
なあ見えるだろ?サクラ色
もう 謝る事すらできない
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