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蝶々
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| 作詞 〜ＫＡＯＲＩ〜 |
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明日へ飛び立った君
淡い色を残して
そして僕を残して
振り返りもせず綺麗に美しく…
見事に咲いた薔薇を僕はただ眺めて
薔薇の花を手で握りつぶした
そこにふらりとやってきた君
薔薇の花に誘われたのか
それともこの僕に魅せられたのか
全ては迷宮 迷路に踏み込む
こんなに感じるのはあの時以来
薔薇の刺に自分から近付いて
生きていることを確かめたくて
血が流れることを知っていながら
その痛さと快感に溺れた
何処か消えてしまった愛
少し悔いを残して
そして君と離れて
微笑みもせず涙も流さずに
夢見心地の海の中僕はただ沈み
もがき苦しむ人をあざけ笑う
死ぬことさえも怖くない
怖かったのは君のその羽
闇に誘われるのがはっきり分かる
今ではもう全てが過去になった
闇に入ってしまえば怖くない
闇に誘うだけの蝶々
もう君には会えないかもしれない
ねえ次はその汚れた闇の羽で
一体誰を惑わすのかい
明日へ飛び立った君
淡い色を残して
そして僕を残して
振り返りもせず綺麗に美しく…
いつだって独りだった僕
辞めることをしないで
始めることにおびえ
永遠にこのままでいればいい
僕を惑わすの君のように…
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