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天体観測 〜同じ空の下〜
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作詞 EDEN |
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ある寒い冬の朝君が言った一言
『夜晴れたら一緒に星を見よう』
クローゼットの中に眠っている
埃をかぶった天体望遠鏡
『流れ星見えるといいね』
幼い笑顔で君は言う
忘れかけていたジンクスを今やっと思い出した
願いを流れ星に唱えれば 神様は答えてくれるだろうか
この空のどこかにいる君のもとへ
この想い届けてくれるだろうか
あの頃の僕達は 人を愛する辛さを知らなかったね
この想い伝えきれないまま
僕のもとを去る君の後ろ姿追いかけた
すれ違う人の波に 偶然という名の奇跡よ
君と僕の上に舞い降りればいいのに
深夜の丘の上 冬色の風が吹きぬける
ブルーのマフラーに顔をうずめながら
君は笑顔で夜空を見上げた
君の心を弾ませる天使達のイルミネーション
『流れ星見たいな』そう呟いた君
そのとき夜空を流れた神様からの贈り物
君は僕の顔を見てこう言った
『ねぇ、なんてお願いしたの?』
あの時答えられなかったたった一つの願い
いまならはっきりと君に伝えられる
この空のどこかにいる僕が恋したたった一人の君へ
そのとき夜空を流れた神様からの贈り物
僕は僕を見てこう言った
『いまどこで何してる?』
耳に届いた懐かしい声
僕の声と重なった声
ちらちらと舞う雪の間に見えた天使
僕が恋したたった一人の天使
『いまここで君に会えた。』
『いまここで貴方に会えた。』
偶然という名の奇跡
神様がくれた最高の贈り物
今再びあの頃のように向かい合う君と僕
すっかり大人になった君と僕
また一緒に天体観測しよう
今度は一緒に流れ星を見つけよう
僕と君が望むのは
僕と君が願うのは
『永遠』と言う名の恋の奇跡
『永遠』と言う名の誓いの指輪
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