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BOTTON
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作詞 早坂 苗 |
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「何でだろうな」
錆びた滑り台を逆走して
上手くいかない現実に精一杯の抵抗をする
「信じてみよう」
それはほんの気休めで
一歩右足出そうとすると巻き戻しが作動する
反射して形になった影が
どんどん大きくなっていくよ
モデラートって言われても分かんない
もっと具体的にして
とりあえずお腹空いたなぁ
僕らはいつも泥だらけになって
明日への入り口探してる
平凡だって悩みは絶えないが
懸命を貫こう
莫大な金出してまで
カラフルな液体にこの身浸して
何を思う?
牛丼も食えない今日(こんにち)
「人並みの幸せ」
って何なんだろな
どこを向いても六十億人分のラインが
交差していて無意識に涙でた
何が正義で何が悪かさえ
見分けるのも難しい世代に
生まれてきたこと恨むんじゃなくて
むしろ感謝したいな
だって生きごたえがあるじゃん
ちょっと背伸びして空を見上げたら
夏の天辺が見えたよ
石ころ君の苦悩へ狙い定めて
今 蹴飛ばした
そして君は空を見上げる
口に出さなくても 心の隅で思ってくれたらいいな
「綺麗だな…」って
片方のグローブが頭をパンチするけど
「痛いなぁ」って文句より
「ありがとう」が先にでた
何だろ?急に何か変わった訳じゃないけど
やっぱりどこかすっきりしたんだろな…うん
僕らはいつも泥だらけになって
明日への入り口探してる
平凡だって悩みは絶えないが
懸命を貫こう
ちょっと背伸びして空を見上げたら
夏の天辺が見えたよ
石ころ僕らの苦悩へ狙い定めて
今 蹴飛ばした
そしてまた空を見上げる
口に出せなくても いつか言えたらいい
「素敵だな…」って
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