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臆病者の詞
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作詞 shingo |
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何なんだろうこの暖かくて不思議な気持ちは
今まで感じたことのないもので
自分が一瞬どうにかなりそうだった
『あなたがすき』なんてねほのかに思ってみても
どうしても言う勇気がないんだ
だって僕から見たあなたは
僕の手の届かないところにいるから
小さな点が一本の線で結ばれる時
迷いはふっと消えるはずなんだけど
どうしても途中でぷっつり切れて
言えないままへこんでしまうんだ
どうしてだろうあなたが頭から離れないのは
忘れようとしても目に浮かぶんだ
自分が一瞬どうにかなりそうだった
『しっかりしろよ』と言いながら臆病な自分に
言い聞かせながら街を歩く
巨大な世界から見た僕は
ただ一人の弱い存在だから
それでも僕の目にはあなたしか見えていないから
一歩ずつ近付かなきゃいけないよね
こんな臆病者の詞をあなたは
どう受け止めるかは知らないけれど
『あなたが好き』ただそれだけのことが
重く辛い錘になっていく
この錘を自分でおろすことは出来ないから
でもあなたはこんな臆病な僕の錘を
優しくはずして楽にさせてくれたんだ
有難うそれだけじゃ足りないくらいの
思いが今僕の顔に浮かび上がる
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