|
|
|
臨春桜花
|
作詞 葉 |
|
冷たい風 白を通り抜けて
桜一人 春の夢を見る
想い焦がれるその数だけ
幼い蕾に詰めこんで
別れと出会いその心に
輝く花の片 散りばめて
貴方が桃に唄えば唄うほど
聞こえし人に残るでしょう
ひらひら空に舞えば舞うほど
合えて良かったと 心から…
名残の雪 寂しく落ちて行く
少し空は 青く遠くなる
七色の夢を響かせて
人はここから歩み出す
一枚一枚重ね行く日を
木漏れ日の様に 受け止めて
小鳥の声 暖かな日差し
涙の音 サヨナラの言葉
「さあ 春は来た…」
貴方が桃に唄えば唄うほど
人は虹を渡るでしょう
ひらひら空に舞えば舞うほど
生命(いのち)の息吹を 心から…
歩み出す一歩の 道標に…
|
|
|