|
 |
|
〜古井戸の中の君へ〜
|
| 作詞 瑠亜 |
|
〜 古井の中の君へ 〜
この街で出会ったの でも今はもう君は傍に居ないの
虐められ傷付けられ 耐えてきたよね、でも僕は助けられずに
｢愛してよ、私だけを｣囁いた 君の声が過去を焦がしてゆく
井戸の底で身を投げた君の鳴き声 今も僕に恋してると
｢追い詰められて命を投げ捨たけど 後には戻れず過ち悔やんだの｣
今もずっと苦しみ続ける 何故君は涙流さないの
これ以上辛くならないで もう誰も君を愛せないから
分かってたその心の傷 何時までも崩れ続ける想い
もう一度恋がしたいなら 僕を連れてって深い蒼の底まで
ずっと……ずっと……
顔隠し腕に傷付け 断れない欲に犯されてた君
助けたい愛したい でも君はもう自我さえ信じれなくなってたね
曇り空仰いだ夏 河川敷には向日葵が咲き乱れてたね
向日葵の様たくましく 気持ち伝えれば助けられたのかな……？
森の奥に寂びついた古井戸が 君を待ち望み口を開けてたのは何故？
暗闇の中君の辛さ観じた 胸が泣き嗚咽さえ観じた
あの傷に耐え続けてた 君の横顔もう一度笑って見せて
失った過去と未来だけど これからはもう独りじゃないから
僕だけをずっと見てて欲しい きっと君を抱き締めてあげるから
ずっと……ずっと……
傍に居るから泣いていいんだよ あの時見せた可愛らしい泣き顔で
光指す空にフタをし ずっと二人きり微笑み合ってゆこう
輝いてた瞳今はもう 乾いたから？ずっと底を見てる
教えてよ僕に何が出来るのか 君が囁く最期の言葉 ｢ 殺して ｣
泣き崩れた君の苦しみが 今やっと理解できたの
｢……いいよ。ずっと一緒だからね。｣
気が付けば夢に堕ちていた 変わりない出会った街
君と微笑んだ夜だった……。
〜 輪 〜
|
|
|
