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夜のクモを殺そう
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| 作詞 ロビン |
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明日の朝、部屋の隅に巣を張った
クモを殺そうと思います
親指と人差し指で殺そうと思います
たちまちに神様は僕に手首を切れと叫び
人間なんて最低なんだと叫び返す
僕の小さなこの悪が
大人になるにつれてさらに色濃くなり
申し訳なさそうに誰かの幸せを連れて行く
頭の回線を元に戻そうと頑張る姿を見て
絶対死にたくないと強く思う
自殺なんてする気もないのに何故死にそうなんだ
ああ 真昼間に寝ぼけ顔で街を歩くことさえ
ああ 気が引けてしまう僕の生真面目さだけを殺せ
振り返れば変わり映えのない今日を
なんともたいそうに感じたもんだ
今、部屋の隅に巣を張ったクモを
殺してしまいました
親指と人差し指で
殺してしまいました
朝のクモは縁起がいいと
誰かが言ってるのを思い出す
たちまちに神様は僕に手首を切れと叫び
人間なんて最低なんだと叫び返す
夜のクモは縁起が悪い
よくもきたな
よくもきやがったな
ああ 思えば紙切れ一枚の薄っぺらい人生だ
ああ 堪えきれなけりゃ死ぬだけさ
振り返れば変わり映えのない今日を
なんともたいそうに感じたもんだ
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