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十\五少年漂流記
作詞 柊 マコト
優しい波が大きくなって 僕たちを襲いにくる
荒波が船を覆い 僕たちは部屋で小さく丸まる
「ねぇ助かるの?ねぇ大丈夫?」
声を掛け合い 互いを見つけ
突きつけられた現実に 唖然となって立ち尽くした

あいた口がふさがらないよ ここはどこだい?
僕たちの夢を乗せた箱舟は どこへ辿り着いたの?
未知の世界 右も左も 判らないほどの霧に覆われ
涙の痕も 冷たい北風に 消されてしまった

助かると信じて 狼煙を上げよう
誰かが駆けつけると信じて 狼煙を上げよう

碇を降ろした箱舟は いまだに動こうとしない
下手に動いても またどこかへいってしまう
「怖いよ、助けて 早く家へ帰りたい」
泣き喚き叫んでみても どうにかなるはずないから
最後の抵抗試みて 恋人へ手紙書いてみたり

食料が底をつきそうだ 後にも先にも進めない
望遠鏡で海を見つめても 船は水面を揺らさない
脱出できるのか この困難な状況から
早く家族の愛に 愛のもとへ帰りたいのに・・・

助かると信じて 狼煙を上げよう
幸せに戻るため 狼煙を上げ続けよう 最期まで

それから幾年経ったか 僕らは戻ったのだ
想いきり舵を取って 故郷へ戻ったのだ
もう離れない もう離さない
再び取り戻した 幸せという名の温かさ・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 十\五少年漂流記
公開日 2004/04/01
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コメント 助かると信じて 狼煙を上げよう
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