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桜の時
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作詞 麻奈実 |
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もう卒業だね
出逢ってからやっと2年たったばかりなのに
もうお別れなんて早すぎるでしょ
3月19日天気は快晴
あたしの心とは裏腹に
体育館の中 思い返す
出席番号順に呼ばれてく
あえて冷静装って あいつの名前を待ってみた
一個年上の ダメな先輩
ダメなんだけど いつもどっか
かっこよかったよね
もっとずっと一緒にいたかったよ
かけがえのない時を刻みたかった
こらからは明日を願うこともきっと少なくなって
あんたと会う日も なくなってくだろう
あんたのいない明日は いらないのに
どんどん増えていくだろう
もうすぐあんたが呼ばれるね
だけど見てたら こらえてた涙流れてきそうだったから
名前聞いたら 手握り締めて
全速力で走って 体育館から出て行くよ
贈る言葉は言わないよ
あんたを送り出したくはないから
桜の舞い散る 午前11時
3月に咲いた 早桜
春の日差しに照らされて ふわりふわりと舞ってゆく
このまま時が 止まってしまいそう
君が靴箱から 歩いてくるよ
あたしはまた 涙が溢れてくる
桜舞う中 お別れが来たよ
この桜舞う中 あたしもあんたを卒業するよ
一緒に居た時間や思い出は とても短く儚かったけど
あたしはずっと忘れやしないよ
忘れようとしても 忘れられないと思うし
あんたがあたしを選ばなかったことを
後悔するくらい 自分磨いて待っててあげるよ
あんたの居ない学校で あたしはこれからも
がんばるから
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