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エンドマークのアトは。
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作詞 美遊。 |
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ナンだろう 最近のキミは
ボクの部屋から出て行ったキミは
ナニかと理由をつけ 待ち合わせしたがる
ボクの部屋にある あの本が読みたいとか
洋服を取りに行きたいとか そんな理由で
いつも突然に
ただの口実に過ぎないんだろう?
ナニか ハッキリ言いたいコトがあるんだろう?
別れるという ちゃんとしたコトバが欲しいのかい?
云いたくナイよ ボクのクチからは
気付いてたとしても
ナンだろう この切なさは
ボクの部屋から出て行ったキミの
匂いが残る空間 すごく切ないよ
今日も鳴り響く 電話のベル
「出て来れる? 今すぐ逢いたいの」
突然の呼び出し
どんなコトバが 待っているのだろう
ボクは いつまで判決を待っていればイイの?
キモチ無くならナイこの苦しみ キミにはナイのかい?
聴きたくないよ キミのクチから出る
最後のコトバなんか
ナンだろう このコトバは
「アソコに旅行したトキ アナタったら」
「ナンだか あのコロが 懐かしいよね」
キミのクチから出るコトバは 過去形ばかり
甘く切ない過去のジカン 繰り返すばかり
とても切ない口調で
「アナタが パジャマでウロウロしてるの スキよ」
「あのコロのキモチ 何処に行ったんだろうね」
今までのフタリの生活 無駄だったと云うのかい?
昔のキモチ 無くなったとでも云うのかい?
キミの瞳は遠くを見て
ナンだろう このキモチは
キミが 重い沈黙破ったヒトコト
「当たり前の生活になるのが イヤなの」
「ただ 日常の繰り返しになるコトが」
ボクを見た キミの瞳は真っ直ぐで
ふいに 目をそらした
嗚呼 そうだね 今 気付かされたよ
キミは ボクの婚約者でボクとジンセイ歩くヒトで
でも でもその前に
キミは ボクが片想いしてた ボクの最愛のヒトだ
忘れていたよ キミといるだけでドキドキしてたボクを
毎日想うキモチを
外は 白の世界に包まれてるよ
無垢な色 キミもスキだったね
そんなボクのココロ キミに通じたんだろうか
キミのクチから出たコトバは
「食事のアト 家まで送ってくれる?」
少し微笑んで
「喜んで」 そう云うのが精一杯だったよ
キミとココロ通じたあの日が ボクのエンディングだった
エンドマークから先のコト 考えていなかった
ソコからが ダイジなジカンだというコトも
気付かなくて ごめん
ナンだろう この穏やかさ
キミが戻って来てくれただけで ココロ安まるよ
ずっと 眠れない日が続いてたのに 可笑しいね
キミがいるだけで トナリにいるだけで
ボクは こんなにドキドキしている
俯いてしまう位に
粉雪が舞う 白い静かな一本道
キミの肩抱きながら歩くの 久し鰤だね
帰ろう ボクらの家に 暖かい場所に
まずは キミのために珈琲を煎れよう
このキモチ込めて
キミがスキな ミルクたっぷりの珈琲を
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