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BELIEVE
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作詞 崩れた人 |
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それは夜空の下のイスの上
僕はそこへ座り人を待っていた
忘れないヤクソクと一緒に
「数年後、またここで会おう」と
ヤクソクを信じてそこで待っていた
それでも現れるのは流れる風
幾年何度も過ぎた
それでも信じそこに座る
必ず来ると信じつづけた
裏切った事はないんだから
新しい日は昇りまた沈んでいく
イスの上ですっかり変わっている僕
まだあの人は来ない でもまだ待つ
時の流れは遅くても
ゆっくり確実に時を刻む
諦めそうな僕の体に
僕の心はムチを打つ
僕の姿はすっかり変わる
それでも何年も過ぎていって
体は段々年老いていく
でも心はまだ信じている
そして突然嵐がくる
今までにない裏切りの嵐
吹き飛びそうな風に吹かれて
ひどく冷たい雨に打たれて
それでも僕は耐えた
信じて裏切りにも勝つ為に
嵐はいつの間にか止んでいた
裏切りに勝ったと目を開いた瞬間
目に景色がなくなって
信頼の代償に失った光
代わりに諦めの文字が消える
僕は耳を頼りに待っている
生き延びた耳を頼りに
今もずっと僕は人を待ちつづけ
老いていく体に心は追いつけなくて
それでも諦めはしない
心だけでもココに残す
耳を澄ますすると聞こえる
今は見えない誰かの懐かしい声
小さく震える僕を支えてくれた
「嗚呼 やっと会えたのか」
ずっとあなたを信じれていた事を
僕は誇るいつまでもずっと
そして僕は僕の全てを楽にしたんだ
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