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なんでもない記念日
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作詞 kowki |
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ケンカばかりしてるキミと 待ち合わせた小さな公園
降り積もる小さな雪が ボクの不安を募らせる
「間に合わない!」と飛び出して 約束の5分前
電話しようとポケット探る ケータイは部屋の中?
待つしかないボクに 時だけが進む音 それだけが耳を打つ
――駆け出して部屋に戻る 手にしたケータイにキミの言葉
突然すぎる別れを 受け入れられないボク
部屋を飛び出しても 何処へ行けばいいのか――
そんな悪夢がよぎり ボクは待つしかない
キミのくれたマフラー 忘れたボクに降り積もる雪
立ち上がった瞬間に 左から聞き慣れた声
顔を上げると目の前には 少し息を切らしたキミ
「電車が遅れちゃってて…」とキミが 言い終わるその前に
抱き寄せて 目に涙 理解不能な言葉だけがでる
ありがとう ほんとによかった ごめんボクが悪かったんだ
こんなにも キミがボクにとって 何よりも大事だって事
気づかずに 今までごめん もう何言ってるか分かんないや
何でもいい ただキミが今 ここに居ることがうれしいんだよ
キミはまたいつものように ボクにこう言ったんだ
「ケータイくらい、持ち歩いてよ」と 少しだけ優しい声で
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