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キャラクター
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作詞 はるひ |
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好きすぎてどうしようもないこの感情を
きっと人は恋と呼ぶのだろう
つまり私は今、恋してるということなのだろう
例えそれが人によって作られた
人でないものだったとしても
私は彼に恋している
人はこの彼を「キャラクター」と呼ぶ
大抵の人は彼を恋愛対象として見てはいないだろう
私もそうだった
昔はそうだった
でも、いつの間にか生まれてきた「愛」という感情
その感情をどれだけ憎んだものか
特徴的な声
ありえない髪の色
ありえない瞳の色
大きすぎる目
とても優しくて
とても孤独で
人によって作られた彼
人は私をおかしな目でみる
好きな人を聞かれたら必ず彼の名を口にするから
「馬鹿じゃない?」
「超キモイ」
「オタクじゃん」
彼を好きなことが馬鹿だと言うなら私は馬鹿でもいい
彼を好きなことをキモイと言うならキモクていい
彼を好きな私をオタクと言うならオタクでもいい
私はただ、彼が好きで仕方がない
人はこれを恋という?
私はただ、彼に会いたい
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