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お前らの本音って?
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作詞 秋 |
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キキィーーーーーー
ドンッ!!
今も耳に残るのは
車の大きなブレーキ音
気づけば俺はいつもより
目線の高い場所にいて・・・
周りの奴らがそろってさ
俺のことを知らぬふり
「お前ら全員シカトかよ!?」
何度も怒鳴ってみたってさ
反応なんて示さない
まるで、そう
俺が見えて無いみてぇ
自分のおかれた状況を
知るまでとても大変で
誰かに聞こうと伸ばした手
それはすべてを通り抜け
感触さえも感じない
自分のおかれた状況を
以外に理解するのは簡単で
あの時 俺は
「死んだ」みてぇ
今も耳に残ってる
車の大きなブレーキ音
生きてる時に最後に聞いた
俺が引かれた嫌な音
先に逝かれた俺を見て
親は何て言うのかな?
ダチは何て思うかな?
今は自分の事よりも
その事の方が気になって
自分の家に行ってみた
泣いているかと思ったら
親はどっちも笑ってて
「死んでくれて助かった」
俺に向かって言っている
はじめは何て言ってるか
分かるはずなど無くってさ
どういうことか知りたくて
自分の学校 行ってみた
悲しんでいるかと思ったら
ダチは全員笑ってて
「死んでくれて助かった」
親とおんなじ事を言う
この時初めて分かったよ
お前ら全員俺の事
嫌いだったって事だろう?
知らなければ良かったと
思うのなんて今さらで
重たい瞳をこじ開けて
一番最初に映るのは
涙を浮かべる親とダチ
「生きててほんとに良かった」と
みんなおんなじ事を言う
死んでなんかいなかった?
俺は夢を見てたのか?
あんなリアルな嫌な夢
ほんとにあれはただの夢?
なぁ、お前らほんとはさ
どう思ってんだ?
俺の事・・・
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