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To Heaven
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| 作詞 咢 |
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なぁ、郵便屋さん。
よかったらこの手紙届けてくれないか？
大事な奴への手紙なんだ。
―そっちはどうだい？こっちは変わらないよ。
お前が行って一年だっけ？
まぁ色々あったけどさ、みんな元気でやってるよ。
「飲み会やろう！」って言ってたお前が、
勝手にそっちに行っちまってどうするよ？
まだ二十歳にもなってねぇくせによ。
そういやお前と喧嘩したままだったっけ。
俺が謝れずにいるうちにお前は黙って行きやがるし。
今は追いかけるわけにはいかないけどさ、
そのうちそっちに行くから待ってろよ。
そしたら皆で飲み会やろうぜ、約束どうりに。
だからさ、ちょっと待ってろよ。俺等が行くまで。
…ちゃんと迎えに来いよ？速攻謝ってやるからさ。
だからさ、ちょっと待ってろよ。俺等が行くまで―
頼んだよ、郵便屋さん。
ちゃんと大事に届けておくれよ。
何処に届けるかって？
あぁ、言い忘れてた。
天国だよ。
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