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君に、メール。
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作詞 逢風 |
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口で伝えるには勇気がなくて電波を頼りに想いを伝えた
送信完了しました の文字が浮かび上がった画面にドキドキしたの
いつもだったら3分で返って来る返事 10分経っても戻ってこない
時計を見ながら後悔したよ 困らせちゃったんじゃないかな
大好きな分だけ痛い胸の真ん中 ズキズキする鼓動の音
手放せなくなった携帯をぎゅっと握り締めて変化のない画面を見つめた
反射で映ったあたしの情けない顔に雫がぽろり
伝えることがそんなにいけないことだったのかな
雫が二粒落ちた時 携帯画面にあの人の名前と写真
怖くて押せない決定ボタンを一生分の力を使ってぽちっと押して
ぎゅっとつむった目を開ける
?ありがとう。好きだよ?
絵文字も記号もないそっけない言葉だったけど そこにあったのは自然な笑顔
?ありがとう。すっごく嬉しい?
ありのままのあたしを返信したら 今度はすぐ返事がきた
口で伝えるには勇気がなくて電波を頼りに想いを伝えた
友達から恋人へ そんな変化にバクバクなあたしのすべて
いつも前に進もうとしなかったあたしに 勇気のかけらをくれたの
君に メールで愛を届けたよ
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