|
|
|
許されぬ恋の物語
|
作詞 槿河 |
|
共に手をとり走り出した
許されぬ恋の物語
ただの草の露も
貴女の瞳には真珠に映るのか?
問いかけられた答えをかえすことなく
ただただ暗闇を走り抜ける
早く愛しい貴女をこの胸に
ひたすらにそれだけを願って
他の誰に許されなくとも良い
貴女が許してくれれば良い
白い肌が宵闇にうかび
黒い髪が風になびく
貴女が愛しい
やがて辿り着いた場所で
優しい口付けを交わす
貴女は眠りなさい
私が守ってあげるから
一緒にいてという貴女に
もう一度口付けを
独りの闇は寂しく不安で
貴女の方を振り向いてばかり
朝の光に照らされて初めて
己の愚を悟る
愛しい貴女はどこかに消えて
醜い死体が転がっていた
なぜ一緒にいてやらなかった?
なぜあれはただの草の露だと教えてやらなかった
あとを追うこともできずに
ただ私は立ち尽くす・・・・
|
|
|