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冬至-7分遅れの停留所-
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作詞 ECO* |
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昨日も今日も会って話した
さっきも話したばっかりで
寂しくもなく苦しくもなく
だけどもうすぐ君は旅立つ
午後8時40分のバスに乗り
少しの間遠くに行ってしまう
7日間という短いようで長い旅
しばらく顔すら見えない場所へ
午後8時前待ち合わせはコンビニ
君を見送りに自転車で走った
やけに星が近くに見えた
家から停留所まで遠いけど
夢中で走ていた自転車と共に
やけに着くのが早かった
君の笑い顔はいつもと同じで
変わることなく迎えてくれた
小さい子供みたいに騒いだ
君が旅立つことすら忘れて
午後8時40分バス出発の時間
だけどまだバスは来てない
ほんの少しだけど君と居られる
『大丈夫、今日は冬至だから夜は長い』
何時来るかなんて分からない
バスが来る方向を気にしながら
君が遠くへ行くことを確認する
君となんか何時でも会えるのに
すぐ目の前で立っているのに
やけに寂しくなってきた
バスは7分間遅れてやってきて
静かに君をさらって行った
追いかけたくても追いかけれなかった
初めて遠くへ行くという寂しさを覚えました
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