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かわいいやつ
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作詞 ±6.3 |
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眩しいほど光る君の笑顔を見て
僕は、はじめて君の事をかわいいと思いました
今まで、君の事をかわいいと思うことなんてなかったんだ
親父のようにおおざっぱで、強情なやつで
どんな悲しい事があっても絶対に泣かない
そんな君のことを女として見た事なんてなかった
けれど違っていたんだね、全部僕の思いこみだった
おおざっぱそうに見えて
実は細かいところにも気づいていて
強情なのは弱い自分をかくすために
悲しい事があっても絶対に泣かないのは
周りの人を心配させないために
そして誰もいないところで、泣いていること
今、僕は君の意外な部分を知った
もっとはやく君の事を理解できていたら
君を見る目が変わっていたのに
君はここにいない、もう死んだんだ・・・・・
葬儀のときに飾ってあった君の写真の笑顔が
眩しいほどキラキラ光っていて
はじめて君の事をかわいいと思ったんだ
君の写真をみて涙が止まらなかったのは
今までは気づいていなかった気持ちに気づいてしまったから
――僕は君が好きだったんだ――
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