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居眠り姫
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作詞 アサ |
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一度近づいて 触れて解った
君の冷たさ
寂しいんだと
心が それはもう痛切に
ろくでもない肩を怒らせて
僕はひどく冷めた部屋を出た
どこかで覚えたあの香りを身に纏わせ
いつになく笑っている君を思い出して
つい 遠くまで
息を切らして 夜の向こう側までの長い旅
それでも僕は笑うことしかできなくて
あぁ 無力さと不甲斐無さを感じたんだ
「痛い」
今一番それが言いたい
「寂しい」
なんて口が裂けても言えるもんか
「ごめん」
音もない世界へ誘って
あぁ 失いたくなかった
あぁ いなくならないで
あぁ たったひとつの願いでさえ
あぁ 消えないでほしかった
一滴の涙を望んだわけじゃ ない
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