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自画像
作詞 KEITA_53
雨降りの6月美術室に一人
暗いのに溶け込めるような気がしてそのまま鉛筆を握る

古ぼけた大きな鏡に映る自分
そこには自分の身体しか映らなかった

僕の心は一体どこまで行ったんだろう
僕の体は一体いつまで待つつもりなんだろう
こんな強い雨できっと辛いだろうに

鉛筆を動かして3時間
ときどき落ちる雷が電気スタンド代わり

やっと完成した自画像に描かれた自分
でも自分の身体しか描けなかった

僕はどこで生きているんだろう
生きているとはどういうことなんだろう
雨音が僕の心を響かせる

あぁでも思い出した
僕の心は彼女が一緒に持って帰ったんだよね
彼女は返してくれるかな
もしかしたらもう叩き割っているかな

彼女自身が心と気付かない彼
道路の上で雨に打たれる自画像の彼...嗚呼....

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 自画像
公開日 2002/10/09
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