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思い出
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作詞 いろは |
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泣きじゃくりながら歩いたあの道
あの時は暖かい土のぬくもりがあって
そこに大地があるって分かって
ひどく嬉しくてまた泣いた
あの道はいま・・・
悪ガキだった俺たちが
毎日遊んだあの空き地
雨ン中泥まみれになって遊んだよな
あとで母さんにこてんぱんにされたんだっけ
あの空き地はいま・・・
俺等はなんでも気があったけど
ときたま喧嘩もしたよな
あの田んぼ道で殴りあいの喧嘩して
あのじいさんに助けてもらったんだ
あのじいさんはいま・・・
いい思い出ばっかじゃなかった
泣いたこともあるし
キレたことだってある
辛かったことだって
苦しかった事だってあるんだ
人間ならだれでも経験すること
まだ未熟な俺等だったからできた貴重な経験
大好きだった仲間達
大好きだったあの道
大好きだったあの空き地
大好きだったあのじいさん
大好きだった俺の母さん
どれも素敵な思い出で
あの道がたとえコンクリートで埋められても
あの空き地にでかいビルが建っていても
あのじいさんがあの家にもう住んでいなかったとしても
俺の思い出は
俺の胸ン中で今でもあざやかに
描かれていて
今でも悪ガキの俺は
昔のままのあの場所で
暴れまわっているのさ
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