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”正義は人のためならず”
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作詞 りさえ |
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夜明け前 誰より先に僕が
そう思って来てみたはいいけど
結局僕が立ったのは グランドの端っこ
イチバン先 誰もやったことない事を
するのには勇気がいる
「なんだ結局投げないのかよ?」
突然あられたキミ
どうどうと グランドの真ん中へ
「まだまだ高度が 足りないぜ
Justice Ball
そんなんじゃ 何処にも届きやしない
あの月にあてるつもりで
おもいっきり 投げ上げてみろよ!」
交差点 今度はど真ん中に
立って 大きく息をすったはいいが
その次に出た声は ボリューム0.4
みんながふり向くぐらい でかい声
出すには勇気がいる
「お前の限界 それっぽっちか?」
気がつくと 真後ろにキミ
ボリューム100で叫んだ
「もっと大声出せるだろう?
Justice Shout
そんな声 誰にも聞こえやしない
太陽を揺るがすくらい
おもいっきり 叫んでみやがれ!」
「そうは言うけど このボールを 叫びを
受け取ってくれる人なんて いやしないじゃないか」
「誰が人に届けろと言った?
”正義は人のためならず”
投げたボールは月に 叫びは太陽に
はねかえって
己の中に戻ってくるんだぜ」
投げるべき的は 己の心
叫ぶべき相手は 自分自身
まずは己から 自分自身に正義を
「それでも誰かに届けたいなら
Yourself Justice
投げろよ叫べよ オレに向かって
待つぜオレは 地球の裏側で
的は 遠けりゃ遠いほどいい」
僕は投げる 己の正義を
”まだまだ高度が 足りないぜ”
キミに投げたボールだけど
そのボールは 僕の胸を打つ
僕の中の僕が 確かになってゆく
僕は叫ぶ 己の正義を
”もっと大声出せるだろう?”
キミに叫んだ声だけど
その声は 僕の中で響く
僕の正義のりんかくが濃くなる
”正義は人のためならず”
僕はつらぬく 僕の正義を
Justice Ball
僕自身のために
Justice Shout
キミに届く日まで でも
きっとキミは一生 ”まだまだだ”って
言いつづけるんだろうね
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