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文学青年
作詞 鷹
摩天楼がそびえ立つ帝都にて
あの日の潮騒が理想の憧憬を鮮明にする
是は単なる葡萄酒が回っただけなのか
或いは白昼夢か

形而上に良識を持ち込む君は白痴
形而下で芸術を語るのは無意味
狂気をはらまないものはただの偶像
美とは漆黒の闇に存在する

僕を愛してくれないならば消えてくれ
僕は愛の殉教者ではないのだから
嫌いなんだよ 束縛とママゴトの恋愛は
「もっと光を・・・」 ゲーテのように独り呟く

神楽坂の小さな窓の小部屋にて
この偏頭痛と眩暈の原因は何なのか?
昨日抱いた女が残していった残り香なのか
或いはマルボロの煙か

梅毒持ちの娼婦に興味はない
女は黙って見られる絵画だから輝く
レモン色の月の光すら化粧にしてしまう
男は黙って眺めてればよい

僕は終わりのないものを求めている
それは砂の楽園のようなものだから
嫌いなんだよ 永遠の愛という戯言は
「神は死んだ・・・」 ニーチェのように独り呟く

すべては虚無なんだよね
いっそ終わりから初めてみようか?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 文学青年
公開日 2003/11/17
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カテゴリ
コメント テーマは文学青年が持つ狂気です。こんな人いたら僕とよい友達になれるかもしれませんが完全にイッちゃってますね・・・ちなみに僕は文学とは程遠い人です。
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