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天体望遠鏡
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作詞 珍念 |
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上を向いて歩いていたら 見渡す限り星ばっか
そっと手を伸ばそうとして やめた
いくら手を伸ばしても 手の届かないものだから
あの頃は 大人になったら届くと思っていた
届くはずなんてないのに つかめるはずなんてないのに
いつからそう思うようになったんだろう?
今はもう分からない
あの頃の僕はどこへ・・・
上を向いて寝転べば 見渡す限り星ばっか
せめて手が届かないのなら ずっと
見ていたいと思って買った 望遠鏡
あの頃は 大人になっても見続けると思っていた
確信なんてないのに 根拠なんてないのに
いつからそう思わなくなったんだろう?
今はもう分からない
あの頃の僕はどこへ・・・
そして僕は大人になり
気まぐれに物置を空けたんだ・・・
見つけたよ埃まみれの望遠鏡
幼い頃に手に入れた望遠鏡
今はただの「思い出」という名のガラクタ・・・
あの頃は 大人になっても使うと思っていた
確信していたんだ それだけが全てだった
いつから使わなくなったんだろう?
今はもう分からない
久しぶりに覗こうか
星屑だらけのこの空を
あの頃の僕はここにいる
もう一度だけ 覗こうか
ほら今夜も星が綺麗だ
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