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地球最後の日
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今日は地球最後の日 どうやって過ごそう今日一日を
どうせ明日はないんだし、好き放題遊んでやるか
そんな時お前からメールがきた
「イマカラコウエンニキテクダサイ」
公園に行くともうお前はいて、恥ずかしそうにこう言った
「ずっとあなたのコトがすきでした」って、
おい前から好きだったんならもっと早く言ってくれよ
もう今日で地球は終わっちまうんだぞ
でも俺もお前のコトがずっと好きだったんだ
俺もなかなか言えなくて、気がつきゃ今日は地球最後の日
それからしばらく２人は公園のベンチに座っていた
別に話とかするわけじゃなく、ただじっと
時々相手の名前を呼び合った
お互いがまだここにいることを証明するために
突然空が真っ赤に染まった 夕焼けって訳じゃなさそうだ
すごく汚い赤色だった 終わりの合図みたいだった
今までほとんど実感なかったけど、急に感じたんだ
もう今日で地球は終わっちまうんだなぁ、って
気がつきゃ俺はお前を抱きしめていたんだ。
ずっとそうしていたかった。でももう今日が地球最後の日
もう夜だってのにすごく空は真っ赤だった
こんなに地球の寿命を縮めたのは、きっと人間なんだよな
俺らがここまでくるのがこんなに遅くなったのは、
きっと俺のせいなんだよな
でもこんなに短い時間でも、お前といれて幸せだったよ
やり残したコトたくさんあるけど、もういいんだ
「俺もお前のコトが好きだったんだ」
このコトだけで充分だ。幸せだった地球最後の日
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