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屋根の向こう
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作詞 ハッタン |
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ねえ君はこの屋根の向こうには いったい何があると思う?
僕は嵐にも呑まれない そんな時間(とき)があると思う
この世には全てうずまいている 不安、憎しみ、愚かさも
僕はそこで生きているのに いまいち実感がないんだ
なのに人はどうして明日へ明日へと動いてくんだろう?
誰かの哀しみ 自分の心の中にある隙間さえ
見ないフリをして
ねえ君はこの屋根の向こうには いったい何があると思う?
僕は誰もが持つ孤独を 包む空間(ばしょ)があると思う
争いに勝つために捨てたもの 守るべき、愛すべき人は
あの時何を言っていたのか 痛いほど分かってしまう今
ゲームの戦士みたいにそう何度も起き上がれないけれど
いつか些細なことでかみしめた生き抜いてく喜びを
守ってみようよ
愛に飢えたこんな時代には夢すら咲いてないのかな
だけどきっとどこかに一筋の光が射し込むことを
信じてみようよ
ねえ君はこの屋根の向こうには いったい何があると思う?
僕は明日に架ける橋を生む光があると思う
きっとあると思う
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