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冬の花火
作詞 トモ
あの日の僕らは
白い世界に花を咲かせた
やり忘れてた花火に火をつけ
少し暖かくて なんか切なくて
それは世界で一番短い
僕たちだけの夏

今ではみんな別々の場所で
別々の思いを胸に 歩いている
予定なんて合うわけも無く
時が経つにつれて 連絡も減っていく

一人あの時から歩き出せない僕は
みんなの背中が見えなくなるのを感じた
みんなは忘れてしまったのかな
あの日確かめ合った大事なものを

雪を見るたび思い出すよ
あの日雪に反射して輝いた花火を
みんなもこの雪を見ているはずだ
あの日と同じ 真っ白な雪だから

僕は急いで花火を探した
みんなを信じ みんなを待った
思い出のあの公園で
あの日と同じ雪の中で

迷惑がっているみんなの顔に
かすかに見える照れ笑い
あの日のように花火を持って
僕らは笑った

あの日の僕らは
白い世界に花を咲かせた
急いで買った花火に火をつけ
少し暖かくて なんか切なくて
それは世界で一番短い
僕たちだけの夏

心地よい時間は早く過ぎるけど
それでもいいんだ
また来年、きっと集まれるから
みんなの笑顔が僕にそう思わせた

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歌詞タイトル 冬の花火
公開日 2003/11/01
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