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理解の誤解
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作詞 季凪 |
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ランドセルが重かった1年生
卒業が近くなってだんだん軽くなってきた
その分 夢も期待も希望も減った
だんだん物分りがよくなって
大人たちの言うことも理解できるようになってきて
僕たちが背負ってるものって実は軽いものなんだ
って変に理解した
現実を知っていくうち
教科書の中身は消えていった
歩き続けた通学路
なぜこの道を毎日歩いてるのか分からなくって
何も考えなくなった
学校の勉強が分かると
大人の言うことも簡単に分かっちゃって
窓の外の近代的な世界を眺めてた
答えはなかった
外を眺めてばかりいたら
キレイな世界しか見れなくなった
そして僕は新しい世界へ移り住んだ
今度のカバンはあのころより重い
時間は半分しかないけど重さは
年を重ねるごとに増すばかり
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