|
|
|
女子の王子の女の子
|
作詞 鏡 |
|
俺のクラスの一番窓際のアイツ。
そいつはめっちゃ格好良い奴。
彼氏の俺からみても、マジでそう思う。
女子が選ぶ彼氏にしたい女子の、何時もナンバー1
見た目も確かに、どこか中性的だけど・・・
それだけじゃ無い。
ありえないぐらいに、格好良いんだ!
何も言わずに、隣に居てくれる。
愚痴だって涙だって何時も、そっと包んでくれる。
恐い恐い、女子のルール。
自分達意外の、グループとは話しちゃいけない。
そんなルールはまったく無視で。
アイツのそばには、いつも悲しんでる奴がいる。
苛められたって、負けたりしない。
ただ真っ直ぐに、戦うから。
頭も良くて、教え方は先生よりずっと上。
そしてなにより・・・・
秘密は絶対に話さない。
そんな格好良いアイツだけど。
ある日、放課後の何時もの席で
夕焼けの中、寂しげに何かを口ずさんでた。
その頬は涙の跡が、幾筋も残ってた。
そうだよね。
君が一番、辛いよね。
皆の辛さ背負って、戦っての繰り返し。
だからほら、俺にだけは
素顔みせてよ。
涙を隠さなくて良いよ。
溜め込まないで。
俺のクラスの女子の王子様
俺の前だけは・・・
弱くて甘ったれでわがままな
お姫様で良いんだよ?
|
|
|