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太陽の親戚の花
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作詞 緋凪 ヒジリ |
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太陽の親戚のような色を散らし散る その花
止めどなく 落ちるはその花
金木犀よ
何故散るのか
太陽と同じ輝き
いつまでも宿せばいいのに
けれど人はきっと
咲き長らえる花に失望し疎むだろう
嫉妬し伐り裂くだろう
儚いが故の美しさ
儚さが美しいのか
人は何を追い続けるのか
人はその答えを追い続ける
金木犀乱れ咲く今日と言う日に
人は何を見つめるのか
太陽と同じ色が
この地に降り注ぎ染め上げる
絨毯という凡庸な僕の表現通り
ただ一面に咲き
ただ一面に積もり
金木犀が 咲いている
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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