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作詞 K |
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永かった冬をこえて
ゆっくりと春が訪れるように
時はすべてを溶かしていくのだと
気づいたのは最近で
あのころ僕らは 今だけを生きていて
明日なんて知らなかった
守られているだけで
守るものなんて一つもなかった
今ほどすべてに
失望してはいなかったし
今より傷つくことを
恐れてはいなかった
だけど未来ははるか遠く
僕は立ちすくむばかり
流れの中を進もうとも
戻ろうとましないまま
流されていた
それでも光を探してた
永かった旅を終えて
ゆっくりと眠りにつくように
僕の心が解き放たれるなら
今はただ深く眠りたい
深い僕の迷いは風に消えて
明日が広がっていくのなら
捨てるだけで
造りだすものなんて何もない
こんな世界で こんな街で
明日を探そうと思う
今からでも間に合うなら
辿り着けるなら
進みたい自分の足で
信じたいから
まだ大丈夫なんだって
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