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忘れる勇気
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作詞 あおい |
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とても とても 好きだったのに
会えるだけが とても楽しみで
言葉を交わせるたび ときめいていたのに
突然の辞令で ここからいなくなってしまった
しばらくは ショックが大き過ぎて
いつもと変わらないオフィスに居ることさえ 苦痛だった
飛び交う周りの声 ポツンと空いた一つの席
本当にもう ここにはいないのね・・・?
一緒に仕事を したことがないけれど
書類で埋め尽くされてた あなたの机の上が
他人の手で片付けられて 席の前通るたび
認めなくてはならなくて
心 苦しくて 叫び出しそうになる・・・
アフターファイブのオフィス街 駅までの賑わう道
あなたに似たスーツ姿 見掛けるたび ハッとなる
確かめるように 一人一人の顔
凝視しては 怪訝そうな顔をされて・・・
忙しくて最後の挨拶も 出来ないまま
あなたはここを去ってしまった
あなたに初めて声を掛けられた昼休み
あなたと初めて食事に行ったアフターファイブ
あなたの屈託のない笑顔だけが 脳裏に焼きついている
全てが溢れるように
スローモーションのように思い出されて・・・
こんなに苦しい思いをするなら
あなたを忘れる勇気だけが欲しいよ・・・
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