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帰り道
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作詞 來音 |
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いつもの帰り道 自転車で飛ばしてた
べつに急ぐ用事もなかったけど 飛ばしてた
いろんな人を追い越して ただひたすらに
家にむかって ペダルをこいだ
そんな私の足を止めたのが あなたの後ろ姿
帰り道 つまらなそうに自転車をゆっくりと走らせる
オレンジの夕日がその背中を切なそうに見せていた
どうしてもできなかった あなたを追い越すこと
なんだか恥ずかしかったんだ あなたの視界に入ること
だからただ あなたのペースに合わせて ゆっくりと
あの開けた交差点で あなたは左に曲がる 私は右に
ほんの少しだったけど なんだかね まるで
あなたと一緒に帰ってるみたいで 嬉しかった
いつもと同じはずの景色さえも 少し違って見えたよ
ほんとはね あなたと一緒にゆっくりと 並んで走りたい
今はまだ言えないよ だってね まだ少し恥ずかしいんだ
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