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今年の冬が終わったら
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作詞 椎名浩華 |
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今年も冬が訪れる もうすぐ静かに訪れる
恋人達のざわめきが にわかに溢れるX'mas
心の隙間に吹きすさぶ 白く滲んだ北風が
儚く燃える愛の灯を 試すかのように包んでゆく
困らせたくないから 言わなかったけど
寂しくない訳ないの あなたと離れるなんて…
どんな時も 「会いたい」って伝えれば
すぐ抱きしめに来てくれたよね
心配症な私でも 不安感じる暇ないほどに
でもこれからは そうはいかない
電話の向こう 耳に馴染んだその声と
携帯メールぐらい? あぁ自信ないよ…私
今年も冬が訪れる 二人が一番好きな季節
去年は星の見える丘で ずっと手をつないでいたね
あなたと出会って 初めて生きる意味感じたの
もう他の誰も愛せないと 強く思ったの
わかってる 仕方ない…だけどね
離れたくないよ 出来る事なら
時間があればいつだって 一緒に過ごしたね
オールナイトの映画も ドライブも
遊園地も 夜景の見えるホテルも
もうこれからは 二人で行けない
手を伸ばしても 隣にあなたはいないから
今年の冬が終わったら もういないから…I miss you
せめて約束を
交わせるなら いいのにね…
虚しく消えて行くぐらいなら
希望など抱かぬ方がいいのだと
あなたの気持ち 痛いほどに切なくて…
それでもこのココロ 壊れそうに軋むたび
求めてしまう どうしようもないの
たとえ幻でも構わないから 聞かせて
「必ず戻ってくる」と…
今年も冬が訪れる もうすぐ静かに訪れる
最後の冬になるのだと
泣き出しそうな愛が唄う…
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