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恋愛ロープ
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作詞 チロリアン |
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雪が降る中帰り道の十字路で
君と繋いだ恋愛ロープ
今ではあたり前のように
君の隣で生きている
どんな時も君を思い
何かあるとすぐに心配し
そんな君に振り回される日々が
ボクの幸せだった
見慣れた思い出の十字路で
前触れ無しに雪と一緒に君の言葉
冷たいモノがボクの目を
赤くなるまで濡らした
いっきに空手になったボク
「好きな人ができたの」と
言葉の拳(コブシ)が胸を打つ
君はもぉ別のロープを手にして
…君の香が消え去って
我に返り咄嗟に探そうとした
滲んだ景色が見えた
ぼやけた靴の紐がほどけていた
ボクらの紐も
ほどけたんだ
手にはしょっぱい味の涙が
胸と喉には君という痛みが
脳裏に残る君の笑顔
もう悲しみの桶は空なのに泣こうとする目
雪は溶けても
思いは解けなかった
君の隣は温かかった
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